ツインバスケットボールでは専用の車いすを使用します
バスケット用の車いすは競技に必要ない機能を排除し、プレーがしやすいように作られています
日常用の車いすとの違いを交えてバスケット用の車いすの特徴について説明します

 

タイヤが八の字になっている】

ターンがしやすくなることと横方向の安定性を高める効果があります
タイヤが八の字に傾いている角度をキャンバー角といいます
この角度は一般的に14度~20度くらいですが、数字が大きい方がターンがしやすくなります
日常用の車いすは狭いところも通れるように基本キャンバー角0度です

 

折りたたみができない】

激しい動きや接触があっても壊れないように溶接固定されています
折りたたみの部品が不要なため軽量化にも寄与しています
日常用の車いすは自動車の運転の際、自分で積み下ろしが必要なため、コンパクトに折りたためるようになっています

 

バンパーがある】

車体の強度を上げる役割と、人によっては足の保護の役割もあります
バンパーはルールで高さが11センチと決められています

 

ブレーキがない】

ルールで取付が禁止されています。

 

リアキャスターがある】

車軸を体の重心より前にすることでターンが素早くなります
半面、後方へ転倒しやすくなるため、転倒防止として設置されています
日常用の車いすは段差を越えたりするときに邪魔になるためつけていない人がほとんどです

 

固定用のベルトがついている】

腹筋や背筋がないため体を支えることができないため胸部や腹部ベルトで固定しています
激しく動いても座位がずれないように骨盤や太ももを固定しています

 

【ハンドリムに滑り止めのゴムがついている】

指が全く動かない選手は滑り止めのためハンドリム(車いすを漕ぐときに持つところ)にゴムのコーティングをしています
日常用でも指の状態により取り付けます


【タイヤに高圧の空気を入れる】

タイヤの転がり抵抗を減らすため7キロ~10キロの空気圧に設定します
空気圧が高いほどタイヤを漕ぐのが軽くなりますが、パンクしやすくなります


【車いすの値段】

30万円~50万円ぐらいです。(日常用は25万円~40万円)
オプションなどで金額に差が出ます
高額なためツインバスケットを新たに始めるときはチームの先輩などのお古を借りたりしています

 

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ルール・特徴